漫画「インベスターZ」から学ぶ投資の必要性とは？

投資の必要性は一体何でしょうか？上手く投資ができればお金が増え、失敗すればお金が減ってしまうイメージを持っている方が多いのではないでしょうか？

投資を理解しないまま、何も実行しないのはあまりにも勿体ないです。難しい単語が出てきて理解できないという方は、漫画「インベスターZ」がオススメです。漫画を読みながら、投資について勉強できますよ！

漫画「インベスターZ」の内容も踏まえ、投資の必要性について、一緒に考えてみましょう。

創立130年の超進学校・道塾学園に、トップで合格した財前孝史。日本最高水準の教育設備を誇り道塾学園は学費が無料である。しかし、学費が無料には理由があった。それは、各学年成績トップ6人のみが参加する「投資部」が存在していた。彼らの使命は3000億を運用し、8％以上の利回りを生み出すこと。

投資は必要なのか？
リスクを減らす投資は？
まとめ

投資は必要なのか？

投資とは、お金を増やすことを目的としています。漫画「インベスターZ」では、資産運用の利益で学費を無料にすることを目的としています。
ノーベル賞も同じ原理で、出る賞金はダイナマイトの発明で巨万の富を得たアルフレッド・ノーベル氏の資産を運用して、その利益から出ています。

ほぉ～莫大な資産があれば働かなくても生活が可能なのでは？

莫大な資産があればお金に働いてもらい生活することも可能です。例えば、インベスターZのように資産の8％以上の利益を毎年出すことに成功していた場合で考えてみましょう。

1000万では年80万利益↗
2000万では年160万利益↗
3000万では年240万利益↗
4000万では年320万利益↗
5000万では年400万利益↗

3000万以上あれば、もしかしたら働かず生活出来るのではないでしょうか。

3000万って…そんなお金あるわけないじゃん…結局、投資はお金持ちがするのか…

投資は、莫大な資金がないと出来ないわけではありません。毎月数千円といった少額から始めれたり、クレジットカードなどを使った際に出るポイントで運用するポイント投資もあります。少額であってもコツコツと利益を出し将来の生活をより豊かにしてくれます。

少額を投資しても微々たる利益だろうし、現時点でお金に困ってないし、投資は必要ないかな～

微々たる利益も馬鹿にしてはいけません。微々たる利益も何年、何十年積み重なれば大きな利益になります。投資する目的を【老後資金を準備する】に変えて考えてみましょう。実際、投資をする方の4割ほどが老後資金のためにしています。ちなみに、老後資金はどのくらいのお金が必要なんでしょうか。

老後資金って、年金だけで大丈夫でしょ

老後資金は年金だけでは厳しいです。
毎月の世帯消費金額は約26万ほどと言われています。年金は世帯合計約21万～22万円貰えます。つまり、年金では毎月4万～5万ほど不足します。年間だと60万不足しますし、老後が30～40年と考えると1800～2400万ほど不足する計算になります。これが2019年に話題になっていた2000万円問題です。つまり、2000万ほど老後資金を準備する必要があります。

しかし、2000万を貯金するにはどうしたらいいのでしょうか。20歳の方が60歳までの40年間で貯金するケースで考えると、年間50万を貯金する必要があります。月にすると毎月約4.2万ほど老後に向けて貯金する事になります。貯金だけで、老後資金を準備するのはかなり厳しいでしょう。

月に4.2万貯金って終わった…それは無理よ…お先真っ暗じゃん

そこで、投資が必要になってくるのです。例えば、老後資金として20歳から60歳までの40年間で毎月2万積み立てる場合を考えてみましょう。

パターン①貯金だけする場合
⇒960万
パターン②投資だけをする場合
⇒約1850万
パターン③1万ずつ貯金と投資をした場合
⇒約1410万(貯金480万、投資約930万)
※投資方法は、積み立て投資で年率3%とします。

同じ月2万でも金額に差があり、パターン①と②では、890万と大きく差があります。投資だけを行うパターン②では、目標額の2000万にもう少しで達成出来そうです。しかし、他のパターンと比べ一番リスクが高いです。
パターン③は、投資と貯金を行うことでバランスが良く、ある程度の金額になっています。貯金だけだと毎月4.2万必要でしたが、月2万でも目標額に達成する可能性が出てきました。つまり、投資を上手く利用出来れば貯金だけするよりも多くの資産を作る事が出来ます。
自分の性格や、何のための投資なのか、何年先の貯蓄なのか、具体的な金額などを考えて自分に適した投資方法を考えるのが良いでしょう。
今回は投資の利益を年率3%としましたが、これよりも高い年率も設定可能です。しかし、年率を上げればその分リスクも上がります。「積立投資シミュレーション」とネットで検索すれば毎月の投資額、期間、年率を設定し自動で計算してくれるサイトもあります。興味があれば参考にしてみてください。