「終末のワルキューレ」がめちゃくちゃ面白いです。
今回は「終末のワルキューレ」にて、登場する偉人達を簡単にまとめてみました。事前知識が無くても十分楽しめる漫画ですが、神々に立ち向かう人類サイドの偉人達を知ればもっと楽しめると思います。どんな漫画か知らない方は下記のサイトも見てみて下さい。
始皇帝(しこうてい)紀元前259年~紀元前210年
中華統一を成し遂げた中華の皇帝です。初めて中華を統一した皇帝ということで始皇帝と呼ぶようです。最近は漫画「キングダム」で有名な政です。「キングダム」も面白いので読んでみて下さい。「終末のワルキューレ」でポイントになりそうな箇所を抜粋してみました。
残虐な性格
残虐さを象徴する有名なエピソードとしては焚書坑儒です。
始皇帝は実用書(医学、農学など)以外の書籍を焼き、460名の学者を生き埋めにして殺害した焚書坑儒を実施しております。法制度を徹底するために実行しているのですが、残虐な性格でなければ実行できません。
不老不死への執着
始皇帝の不老不死への執着は凄まじく、現代では毒とされる水銀を服用しています。水銀を服用したことが、皮肉にも死期を早めたと言われています。
偉大な政策の数々
広大な中華を治めるために様々な政策を行っております。先ず挙げられるのは、単位、車輪、お金、文字の統一です。これにより物流が活発化されました。また新たな政治体制の整備や反乱防止として刀狩りなどを行っております。始皇帝の時代は、日本で言うと弥生時代です。始皇帝の悪い部分が注目されてしまい暴君と言われがちですが、こんな時代に画期的な政策を次々と実施している始皇帝は、まさにカリスマですね。
呂布やレオニダス王のように武力的には強くなさそうですが、どう戦うのでしょうか?水銀攻撃でもしてくるのでしょうか(笑)それか不老不死で死なないか(笑)
レオニダス王 ?~紀元前480年
映画「300(スリーハンドレッド)」でも取り上げられたスパルタ兵の王様です。300人で何十倍の大軍に挑んだ猛者。
スパルタ兵の尋常じゃない強さ
「テルモピュライの戦い」では、スパルタ兵300人を含む7,000人の連合軍で20万の大軍に勝負を挑み、大きな損害を与えました。兵力差30倍って・・・また奴隷が多かったスパルタ国では、反乱が起きても対応できるように1人で奴隷10人に匹敵すれば大丈夫という謎の武力理論を持っていました。「力こそ全てだ」というような最強の兵士集団だったようです。
屈強なスパルタ兵をまとめていたレオニダス王は化け物なことは間違えないでしょう。「終末のワルキューレ」では、純粋な力勝負が描かれると思います。
二コラ・テスラ 1856~1943
エジソンのライバルとされる発明家です。現代でも使われている技術を発明しています。
エジソンに勝った発明家
現代の家庭用コンセントでも使用されている交流送電システムを発明しました。エジソンの直流電力と交流電力どちらが優れているか対立しましたが、ニコラ・テスラの交流電力に軍配が上がりました。直流電力よりコストがかかわらず、扱いやすい電圧に変圧できる交流電力は世界中から使われるようになりました。ちなみにニコラ・テスラはエジソンの会社に勤めていましたが、この対立が原因で会社を辞めています。
不思議な研究の数々
反重力システム、オカルト研究、フィラデルフィア実験など不思議な研究をしておりました。反重力システムを研究し、作ろうとしていた最終形態はUFOでは?と言われています。オカルト研究は死後の世界と交信する装置の開発を行っていました。エジソンも全く同じ研究を行っています。天才二人が晩年同じ研究をしているとか、只々怖い・・・死後の世界はあるという確信があったのでしょうか。
フィラデルフィア実験とは戦争の際、敵国のレーダーから見つからないように船を消す実験です。実験結果は船を消すことに成功したが、船は何故か2500km以上も離れた所にテレポートしてました。また乗組員は船と同化しており、船の壁にめり込んでいたと言われています。このフィラデルフィア実験は流石に嘘だと思われますが、様々な研究をしていたことが分かります。
エジソンを超える発明家と言われるだけあって、ラジオやリモコン、X線などの開発や八か国の言語を習得しています。天才だったことは間違いないでしょう。あとは不思議な研究の数々、数字の3,6,9のエピソードなど変人っぷりも凄まじい人物だったようです。
漫画では、マッドサイエンティスト的な戦い方を期待です。
佐々木 小次郎(ささき こじろう)?~1612
最強の剣豪である宮本武蔵のライバル。巌流島にて決闘を行い、負けた剣豪です。
愛刀「備前長船長光(びぜんおさふねながみつ)」
長さ1メートルもあり、その長さから「物干し竿」と呼ばれていました。佐々木小次郎の燕返しという技は、相手の間合いの外で長い刀を振り下ろし、相手が間合いを詰めた瞬間に振り下ろした刀で切り上げるという意外に理にかなう必殺技でした。ちなみに宮本武蔵は巌流島では、船の櫂で作った木刀で闘っています。二刀流はどうした(笑)
佐々木小次郎は資料が少なく実在したのかも定かではありません。また巌流島の闘いの時は、佐々木小次郎は60歳を過ぎており、宮本武蔵は20代だったとも言われています。
何故、宮本武蔵ではなく、謎の多い佐々木小次郎が最強の13人に選ばれたのか、どのような闘いをするのか楽しみです。
ジャック・ザ・リッパー 1888年
「切り裂きジャック」と呼ばれる世界で有名なイギリスの連続殺人鬼。
残虐な殺人&正体不明
被害者を無残に切り裂き、内臓を摘出するなど残虐性の高い方法で、5名の売春婦を殺害した。大胆にも新聞社に署名入りで犯行予告をしたにもかかわらず、警察は結局犯人を特定できず未解決事件となりました。
連続殺人鬼は基本的に自分の欲求を満たすため長期間で犯行が行われることが多いのですが、この残虐な犯行はたった2カ月の間にめちゃめちゃ狭いエリアで行われました。犯行予告をしたりと色々とミステリアスな点が多く、人々の好奇心が刺激されます。
正体不明な殺人鬼は、どのように神と戦うのでしょうか?
アダム
「アダムとイブ」で有名な神によって創られた最初の人類。男のほう。
禁断の果実を食べ神が激怒
神に食べることを禁止されていた「善悪の知識の木」の果実を食べ、激怒した神により「エデンの園」を追放されます。果実を食べたことにより、善悪を知り羞恥心が芽生えた。また激怒した神により人間に罰を与えました。全ての人間に「命の終わり」を与え、女には「夫を慕い、子を産む苦しみ」、男には「死ぬまで労働する苦しみ」を与えた。ちなみに禁断の果実を食べるようにそそのかした蛇には「腹で這って歩き、塵を食う」罰を与えた。
蛇って神の罰で地面を這ってるんですね。。。またアダムは930歳まで生きたそうです。「命の終わり」与えられたのに、めちゃめちゃ生きるやん(笑)
人類のお父さんのアダムがどのような闘いをするか気になりますね。結構早い段階で出番があるので、見てみて下さい。
雷電為右衛門(らいでん ためえもん)1767~1825
江戸時代の最強力士。
最強と言われる逸話の数々
勝率.962という驚異の数字。ほぼ負けなしの最強っぷり。
江戸時代の日本人の平均身長が155cmに対し、雷電為右衛門は身長197cm、体重170㎏という巨漢。本人の手形も残っており、本当に大きかったという証拠もあります。また強すぎて「張り手」、「突っ張り」、「かんぬき」の技を使うことを禁じていました。
江戸時代の人なのに、大きすぎるでしょ(笑)
漫画では禁じ手を解禁して、思う存分戦ってほしいですね。
沖田総司(おきた そうじ)1842~1868
新選組の一番隊隊長。
病死した若き天才
10代で免許皆伝されたほど、剣の天才だった。剣豪揃いの新選組でトップクラスの腕前だったようです。まあ一番隊隊長ですからね。肺結核により20代の若さで亡くなります。
儚さに惹かれますね。
どんな展開になるのか楽しみです。「三段突き」は登場するのか?
グレゴリー・ラスプーチン 1869~1916
農村出身でありながら特殊な力によりロシア帝国への影響力を持ち、政治に関与しました。ロシア帝国崩壊の一因となったと言われます。特殊な能力や容姿から怪僧と呼ばれています。
怪僧と呼ばれる理由
透視、催眠、治癒、預言などの特殊な能力があったと言われています。それらの特殊な能力を使い権力者に近づき、政治に関与できる地位まで登り詰めました。
ラスプーチンは暗殺されるのですが、青酸カリを飲ませて死なず、銃で撃たれて川に捨てられました。死因は溺死と言われており銃でも死ななかったとされています。
また歯を磨かず、お風呂に入らず基本的に不潔だったのにもかかわらず、女性にモテモテだったそうです。立派な男根のおかげとも言われていますが、女性を惹きつける魅力が何かあったのでしょう。
まさに怪僧!ちなみに身長は193cmもあったようです。
歴史上の評価は低いみたいですが、異質な存在感があります。本作でも存在感を出してくれそうですね。
ミシェル・ノストラダムス 1503~1566
「ノストラダムスの大予言」で有名な預言者です。
ノストラダムスの大予言
リーマンショックやアメリカ同時多発テロを的中させたと言われています。
1999年人類滅亡の予言は外れたとされていますが、ノストラダムスは空から恐怖の大王が来るとしか予言しておらず、1999年人類は滅亡するとは一言も言っていません(急な信者感)。予言は西暦3797年まで続いています。人類が滅亡しているのでは、1999年以降の予言は無意味となってしまうため、真意は違うように思われます。
ただ予言は曖昧な詩で書かれているため、読み手の解釈で意味は変わってきます。
闘う姿が思い浮かびませんが、預言で闘うんですかね(笑)予想「あなた死ぬわよ」攻撃がさく裂。自分は全額ベットしますが、大穴のため乗るか乗らなかはアナタ次第。
呂布奉先(りょふほうせん) ?~199
三国志最強の武将です!
戦場での圧倒的な存在感
呂布の武力を証明する記述として「人中に呂布あり、馬中に赤兎あり」という言葉があります。人類の中には呂布という猛者がおり、馬の中には赤兎馬という最高の名馬がいるという意味です。
名馬だが気性が荒く誰も乗りこなせなかった赤兎馬を乗りこなし、数々の武功を挙げた結果、「人中に呂布あり、馬中に赤兎あり」と称賛されました。
他にも武力を証明するエピソードや義父の董卓を暗殺する等の裏切りエピソードが多く残っています。
三国志やゲームの三國無双シリーズでも有名ですね。個人的には三國無双の槍を振り回す技がめちゃ強だったイメージです。
三国志最強の武将は神との戦いでも高い武力を見せつけることができるのか!?
シモ・ヘイヘ 1905~2002
フィンランドの伝説の凄腕スナイパーです。
白い死神
シモヘイヘは白いギリスーツを着てフィンランドの雪に溶け込み、なんと敵兵542名を射殺しました。まさに白い死神ですね。驚くべきことに100日間程度の短期間で伝説と呼ばれるほどの戦績を残しました。
またスコープを使用せずに狙撃していたのにもかかわらず、300mの距離は100%の命中率だったと言われています。32名で4000人のソビエト軍を撃退させたりと、他にも数々の逸話が残っています。
射撃速度、精度が常人離れした逸話が残っており、間違いなく最強のスナイパーでしょう。
他の人物達と比べ最近の人物のため、どのような描かれ方をするのか非常に楽しみです。
坂田金時(さかたのきんとき) 956~1012
童話で有名な「金太郎」のモデル。
酒呑童子退治
酒呑童子は鬼の親分で大江山に多くの鬼と住んでいましたが、被害が大きかったため、源頼光四天王(坂田金時、渡辺綱、碓井貞光、卜部季武)が退治しました。実際には鬼ではなく、山賊だったのではないかと言われています。
酒呑童子を退治する際、お酒を呑ませて油断させた上で騙し討ちしたらしいです。やることが汚い(笑)
童話の金太郎では力持ちというイメージなので豪快な戦い方をするのではないかと思います。
まとめ
今回は「終末のワルキューレ」でポイントになりそうな箇所を主に紹介しています。記載していない面白い逸話もあるので、良かったら調べてみて下さい。
バトル漫画なのに、なかなか渋い人選ですよね。戦う組み合わせも非常に気になります。登場人物がどのような人物だったか知っておけば、より楽しく読めるはずです。ぜひ読んでみてください。
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