【祝アニメ化】「姉なるもの」はどんな話??クトゥルフ神話って?

漫画

姉なるもの」がOVAとしてアニメ化が決定しました。
読んだことがない方だと「作品名が「姉なるもの」だけど普通の姉じゃないの??」って思いますよね。姉は悪魔で人間の姿に化けています。悪魔の姉と弟の姉弟愛を描いた作品となります。
どんな作品なのか、あらすじを簡単にまとめてみました。また題材となっているクトゥルフ神話についても記述します。


姉なるもの 1 (電撃コミックスNEXT)

あらすじ

主人公の夕(ゆう)は5歳のときに両親を事故で亡くし、親戚の家を転々としていた。母の従妹にあたる叔父さんと暮らすことになったが、ある日、叔父さんが入院してしまう。叔父さんの保険証を探すため、入ってはいけないと言われていた蔵を探そうとすると、クトゥルフ神話に登場する母神「シュブ=ニグラス」という悪魔が目の前に現れる。

夕は悪魔に「あなたの願いは何か」と尋ねられる。死を覚悟した夕は自分の人生に足りなかったもの・望んでいるものを考える。夕が考え出した答えは家族だった。夕は悪魔にお姉ちゃんになってほしいと答える
悪魔は夕の願いを聞き入れ、姉になることを了承し、「千夜」と名乗る。
こうして悪魔だが夕の願いから姉となった千夜と夕の姉弟愛の物語が始まる。

あらすじは分かったけど、クトゥルフ神話って何?

クトゥルフ神話って初めて聞いたんだけど??

クトゥルフ神話って何?

クトゥルフ神話とは、アメリカの作家ラヴクラフトのホラー小説をもとにした架空の神話体系だそうです。架空の神話体系とは、他の神話(ギリシャ神話、日本神話など)と異なり、複数の作家がクトゥルフ神話の元となる共通の世界観を小説で発表したことが始まりです。他の神話とは根本が異なります。ラヴクラフトとラヴクラフトの意思を継いだ作家たちで作り上げたものがクトゥルフ神話です。

1920年代に元になった小説が発表されており、歴史もそこまで深くありません。
小説だけではなくゲームや漫画の題材となっており、知名度を上げています。

クトゥルフ神話の物語まとめ
昔、地球は旧支配者と呼ばれる異形の怪物に支配されていた。
現在は人間が来れない場所にいるが、何かの拍子に怪物に出会ってしまうと運命を狂わせられる。異形な怪物が多く出てくる神話となっている。
神話の元になった「クトゥルフの呼び声」のあらすじ
主人公は「クトゥルフ」「ル・リエー」という言葉を手掛かりに、叔父の死について調査を行う。言葉の意味が太古に地球を支配していた神であることを突き止める。知ってはならない禁忌の秘密を知ってしまったため、自らに死が迫っていることを悟る。
姉なるもの」の姉となっている「シュブ=ニグラス」は何?
・豊穣多産を司る神
・「千の仔を孕みし森の黒山羊」という二つ名を持つ
・黒く雲のような肉塊で触手、蹄を持つ。粘液を滴らす巨大な口を持つ。
・人間の女性に変身可能。思考能力も人並みになる。
・ヨグ=ソトースの妻
ヨグ=ソトース:時空の制限を受けない最強の神。

まとめ

必死に姉になろうとする千夜と家族の愛を知らない夕の姉弟愛を描いた作品です。奇妙だがほっこりする物語となっております。また、こんなエロい姉ちゃん欲しいと思うシーンが沢山出てきます(笑)例えばお姉ちゃんになってほしいと頼んだ場面では、何故かディープキスされます。何故!?

エロい姉とショタの同棲生活でも楽しそうですが、姉はクトゥルフ神話に登場する悪魔「シュブ=ニグラス」という特殊な物語です。クトゥルフ神話に登場する特徴(蹄や触手がある姿や変身ができるなどの能力)にもとづき描かれています。

クトゥルフ神話に登場する悪魔と出会うと運命を狂わせられると言われていますが、夕の運命はどうなっていくのでしょうか??

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