安定しているはずの通信株が急落した理由とは?携帯料金の引き下げ?

通信株の株価は安定しており高配当の株が多いので、人気の銘柄が多いですよね。私もKDDI、ソフトバンクの株を保有しています。そんな中、連日の株価下落・・・一体どうした!?

株価下落の原因は安倍総理の辞任が関係していました。理由等まとめてみましたので、参考程度にどうぞ!

理由:菅総理誕生か?

安倍総理が持病のため、残念ながら辞任が発表されました。「次の総理大臣は誰か?」というニュースでメディアで流れています。菅、石破、岸田、河野という候補から様々な推測が飛び交っています。中でも菅さんが最有力とされているようです。

菅さんは、数年前から国内携帯電話料金が高いことを指摘しており、通話料の引き下げに意欲を見せているようです。確かに日本は世界の国々と比較しても、トップクラスに携帯料金が高いです。携帯会社からすると通話料の引き下げが実現することにより、売上ダウンに直結してしまいます。売上ダウンを見越し、投資家たちは株を売っているため株価下落に繋がっているようです。菅さんは、ドコモ、KDDI、ソフトバンクの大手3社がシェアを独占しており、事業者間の競争がないことを指摘しています。確かに消費者側から言えば、携帯料金は家計を圧迫する原因となり、安くなれば非常に助かりますよね・・・

株価の下落

実際にどれだけ下がっているのでしょうか。

KDDI(9433)

3,343円→2,999円 -344円

ソフトバンク(9434)

1,475円→1,382円 -93円

ドコモ(9437)

3,108円→2,908円 -200円

8月25日から9月2日にかけて、大きく下げています。9月3日は少しだけ上がっているようです。KDDIは暫く3,000円を下回ることはないと思っていましたが、直ぐに下回ってしまいました・・・ただ9月3日は上がっているので、今後は大きく下げないと思われます。

通信株は売りか?買いか?

個人的には買いと考えています。

買いの理由を記載します。2018年に菅さんは、”4割値下げの余地がある”と発言されていましたが、2年経った今でも携帯料金は変わった気がしません。また携帯料金は確かに高いと感じますが、料金プランや他国にはないサービスの提供等があり簡単に比較できるようなものではありません。そのため、直ぐに料金が大きく引き下げられるとは思えません。菅総理が誕生しそうor誕生したら株価は一段と下がると予想しますが、逆の場合は元の株価に戻るような気がします。

もう少し株価は下がるかもしれませんが、長期的に見れば買いだと思っています。中でもKDDIは売上好調、配当金も増配しており安心した銘柄のため、個人的なオススメ銘柄です。安くなったタイミングで購入できれば面白いと思います。(投資は自己責任でお願いします。)

ただ携帯のシェア拡大は今後期待できないため、その他で収入を得る必要がありますし、楽天モバイルなどの競合他社の参入も課題だと思います。しかし携帯会社は安定したビジネスモデルのため、株価は本来安定しています。さらに今後は5Gなどで売上を伸ばしてくると予想されますので、株価上昇も期待できます。

以上、通信株が下落した理由についてでした。話は変わりますが、最近はバフェットさんが日本の商社株を購入したことで、商社株が爆上げしていますね!私は商社株も保有しているので、通信株が下がった+商社株は上がったということでプラマイゼロでした。リスク分散は大事だと改めて感じたのですが、配当金目当ての長期保有だと中々売り時が難しいですね・・・

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